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ループス腎炎の予習

ループス腎炎は、全身性エリテマトーデスが原因で起こる

続発性の糸球体腎炎です。

症状としては

血尿や蛋白尿、尿沈渣異常、むくみなどです。

蛋白尿で大量に蛋白質が失われ、

むくみが出て、ネフローゼ症候群にな

ることも多々あります。

急激に腎機能が低下して、急性腎不全になる場合もあります。

慢性腎不全になり 透析療法を受けざるを得なくなるケースもあります。

診断は腎生検によってされます。

ループス腎炎の分類は、以前はWHOの基準で分類されていましたが

現在はISN(Renal Pathology Society Classification)によるもの

が使用されているようです。

ISN/RPSによるループス腎炎の分類2003年 Lupus nephritis

 I型 微小メサンギウムループス腎炎 minor glomerular abnormalities lupus nephritis
 II型 メサンギウム増殖性ループス腎炎 mesangial lupus nephritis
 III型 巣状ループス腎炎 focal lupus nephritis
 IV型 びまん性ループス腎炎 diffuse lupus nephritis
 V型 膜性ループス腎炎 membranous lupus nephritis
 VI型 進行した硬化性ループス腎炎 progressive sclerosing lupus nephritis

※参照
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/page4-11.html

このページによると....


「ISNクラス1と2は腎予後が良いため免疫抑制治療は行いません。ループスの降圧にはレニン-アンジオテンシン系を阻害する薬剤が第1候補となっています。ACEI(ACEI-アンジオテンシン変換酵素阻害)を使用した場合そうでない場合に比較して10年腎予後がよいとされています。

ISNクラス3と4(増殖性腎炎)の寛解導入治療にはステロイドだけでは不十分で、ステロイド+免疫抑制剤の併用を行います。」

つまり、クラス1と2なら、ステロイドによる治療だけで、

免疫抑制治療は行わなくても済みそう、ということでしょうか?

また、症状を押さえ込む寛解導入療法を目指すのか、

維持治療をするのかによっても治療が変わってくるみたいです。

寛解導入療法 (remission induction therapy)
維持治療 (maintenance therapy)

予習おしまい。後は月曜日の生検をしてから先生と相談です。


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2005年に全身性エリテマトーデスと診断を受けて以降の闘病記録。現在フレアアップ中。先日ループス腎炎が発覚し、日々格闘中。

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